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 昨年に引き続き、この2月上旬、カナダのバンフにスキーに行ってきました。

 今回のこのツアーでは、以前この旅行記に投稿させていただきました「蔵王で知り合った中高年の凄い人々」の中で、「マッキンレーに登ったNさん:住友電工OB、大東市在住(62歳)」を紹介させていただきましたが、今回また偶然にも一緒でした。

 更に幸運なことに、今回参加者が少なかったため、上級、中級者が同じグループで滑る事になり、中級の当方も超上級のNさん(スキー1級)と一緒にすべることが出来ました。と言っても、上級コースは我々が迂回コースを滑りますので、実際は中(青)・初級(緑)斜面だけです(笑)。

 極めつけは、添付したレイクルイーズスキー場の裏面のパウダーボウルズ(the Ultimate Steepsとある通り、「究極の急坂」)の滑走です。標高2600m余りのホワイトホーン山頂から一気に下まで滑るわけですが、添付のスキー場ガイド地図のとおり、青色(中級)の迂回コースは「30」の一本だけ(当然、当方はここしか選択の余地がありません)で、他の全てのコースは、黒色の上級か黒が2つの超上級ばかりです。(日本には黒2つのダブルブラックのコースがあるスキー場はありませんので、日本人でここを滑れる人は滅多にいないとガイドが言ってました。)

 Nさんは当然のごとく「103」のダブルブラックをスイスイ滑り、当方が迂回コースから集合地点に着いた時には、既に到着していて、「やっと背中が温もったわ」との弁。それに引き替え当方は青を滑ってきたのに汗だくでした。

 2年前にはキリマンジャロに登り、昨年は東南アジア最高峰のキナバル、そして今年は南米の最高峰アコンカグア(6960m)を予定していて、その準備にロシアコーカサスにある欧州最高峰のエルブルス(5642m)に登る予定だと言ってました。

 同じサラリーマンのOBで、こんな凄い人が身近な大東市にいるのかと改めてびっくりしている次第です。