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 この5月中旬、2泊3日で、北・東北(秋田、青森、岩手)のローカル線3線に乗り、阿仁マタギの里に立ち寄ってきました。

1.JR花輪線(107Km:好摩-大館)
 列車は、盛岡→(IGR岩手銀河鉄道:もとの東北本線が新幹線の八戸開通でJRから分離)→好摩→鹿角花輪→大館(奥羽本線)と直通運転、単線・非電化・・・・約2時間50分

2.JR五能線(147Km:川部-東能代)
 列車のうちリゾート快速は、弘前(青森)→(奥羽本線)→川部→深浦→東能代→(奥羽本線)→秋田と直通運転、単線・非電化・・・・約3時間40分
 この五能線は、海岸の景勝地沿いを走行していることと、また世界遺産の白神山地の麓を走行していることもあって、最近非常に人気が出てきて、冬場を除き、JRも新型リゾート列車(3両編成)を3編成新造してこの路線に投入しています。列車の名称は、「リゾートしらかみ」で、それぞれ列車カラーも別で「くまげら」、「ぶな」、「青池」と愛称がついており、非常にゆったりしたリクライニングシートで快適です。さらに、車中で20分ほど津軽三味線の生演奏があり、また海岸の景勝地では徐行運転をするなど、完全にリゾート列車に特化しており、当日も平日にもかかわらずほぼ満席の状況でした。

3.秋田内陸縦貫鉄道(通称:秋田内陸線)(94Km:角館-鷹ノ巣)
 急行で約1時間50分、普通列車で約2時間20分程度
 列車は、秋田新幹線(田沢湖線)の角館駅から奥羽本線の鷹ノ巣までで、途中に阿仁マタギ駅、阿仁合駅などがあり、単線・非電化ですが、1〜2本/日のリゾート急行「もりよし」が運行されています。
 阿仁マタギ駅は阿仁マタギの里に造られた駅で、天然温泉の「マタギの湯」があり、レストランでは「熊なべ」を食べれます。熊肉の味は、ちょっと鯨肉に似た味がしました。

大阪への帰途、青森で少し時間があったので、縄文時代の遺跡で有名な三内丸山遺跡に立ち寄ってきました。