13日ぶりの海は、レスキュー講習会でした。といっても私は単なる参加者でしたが。
西神奈川ダイビング事業者安全協議会主催の緊急対策訓練及び安全講習会に、友達のイントラと参加して来ました。実施場所は、石橋ダイビングセンターです。
今日は西南西の風で、沖のほうが白波が立っています。岸も時折大きな波が来て、あいや〜レスキュー日和だぁ、海を眺めて少々焦りました。参加の皆さんは、地元ショップのスタッフさんが多く、今回で第3回ということですが、毎回受けていらっしゃる方も多いようで、私一人足手まといになるんじゃないかなぁ、とだんだん緊張してきました。
捜索班は、陸上・水面・水中に分かれ、私は水中捜索班になりました。もう一人女性がいたので、私のほか全員男性だったらどうしよう、と思っていたのでほっとしました。そしたら、彼女のほうも同じこと考えていたみたいです。
エントリーするまでは緊張しまくりで、古いブーツなんかはいてるから滑って転んだらどうしよう、とかしようもないことばかり考えていました。でも、いざ顔を水中につけると落ち着きました。ちょっと白っぽいけれど、透視度も良好です。
潜降すると、水中捜索班4人でロープを持って一列になって進みます。ジャックステイ法です。浅いところはちょっとうねりも入っていてあまり泳ぎやすくはなかったです。幸い泡の出ているところがすぐに見つかりました。水面捜索班の人にはロープの先に付いているマーカブイを引っ張って知らせ、遭難者を浮上させました。それからは水面捜索班のメンバーに引継ぎ、人工呼吸を開始。
私は、遭難者の機材を運んだのですが、人間の曳航に比べたら軽いはずなのに波もあり泳ぎにくく、もっとちゃんと人工呼吸するところを見ていればよかったのですが、岸まで機材を運ぶだけで精一杯でした。
引き上げてからは、陸上引き上げ班が平らな場所でCPR開始。この段階ではレサシアンに交代し、着せてあったドライは、岩ダイビングセンターから提供の古いドライだということですが、本当に切り裂きました。もったいないかも・・・
潜っていた時間はほんのわずか。残圧180もある、もったいないなぁ、と思いましたが、体力温存しておかないと後がいろいろ控えているので、終了後ファンダイブに行った方もありましたが、私は機材を洗って着替えました。お弁当を食べてから反省会。初めてなのでいろいろと勉強になり、尚且結構面白かったので、また参加したいと思いました。
参考
・石橋ダイビングセンター
この中の「スタッフ日記」により詳しく紹介されています。