いつもタンクレンタルやチャージや機材レンタルでお世話になっているショップさんから、大島でサービス始めたから来てよ、と前々からお話があったのですが、今回調査ダイブを兼ねて、超ベテランの常連ゲストさまと行ってきました。
冬型の気圧配置で、海が荒れるんじゃないか、という心配はありましたが、無事大島の岡田港に到着。お迎えの車に乗って、まずポイントを見に行きましょう、ということで秋の浜へ。さすが大島で一番人気のポイント、ダイバーがいっぱいいます。海は大丈夫そうです。よかった〜!!!!
サービスに着いて、お昼近くなってしまったので、先にランチを食べてから行きましょう、ということになりました。1本終わってから戻ってきて食べるのでは、夕食が食べられなくなってしまうからです。大島では明日葉が有名ですが、明日葉を練りこんだ手打ちうどんに明日葉の天ぷらが入っていました。ガイド兼シェフ、です!!!
今回、私も初めての海なのでガイドさんに一緒に入って頂きました。秋の浜は、ビーチですがジャイアントエントリーします。サイパンのグロットみたいに高いところからではないですが、越前のログ前みたいなものです。
曇りだし気温は低いし風は冷たいし水温が16度と聞いて、年々寒がりになる私はロクハンワンピの上に5mmのWジャージワンピを重ね着しました。これでまだ15〜16度までは乗り切れるはず。でも、重ね着の下にフードベストを着るとさすがに苦しいので、フードだけ被りました。そしたら、飛び込んだとたんやはり首の後ろから水が入ってきてつめたいの何の(汗)。
水の中はとても綺麗で、透視度20mくらいはあります。伊豆の海と似ていて、IOPと富戸を足したみたい。でも、でかいクマノミがいっぱいいるのは、串本を思い出させます。海の色もちょっと濃い感じです。
上がってから、ポイントの施設といえばトイレと水のシャワーと更衣室だけ。まさか水だと思わなくてさんざん温かくなるのを待っていました(汗)。お湯を入れたポリタンクはあるのでもちろん浴びましたが、このまま2本目行くには寒すぎて一度サービスに戻り、お風呂は裏口からウェットを着たまま入れるのでお湯を浴びてやっと人心地つきました。熱い紅茶も有難かったです。こういうときは、やっぱりドライは便利ですよね。水没さえしなければ、ですが・・・
2本目は、王の浜です。ここは他に潜っているダイバーはいません。ガイドロープがあるから、ということでゲストさまと2人で入ってみました。秋の浜みたいに魚影は濃くないですが、テングダイが2匹いました。20mくらいのところに、大きいイサキの群れ。そこで戻ったのですが、もと来たコースを帰っているつもりでしたが、地形が単調なのと私のコンパスがかなりお馬鹿なので、ちょっとガイドロープの終点を通り過ぎてしまいました。
行き過ぎたことがわかった時点ですぐ浮上してエントリー口にコンパスを合わせればよかったのですが、修正するのに最短のコースで戻っては来れなくて65分も潜ってしまい、いっぱい泳いだので大変疲れました。寒いのと、前日の夜眠れなかったので(遠足前の小学生かい!?!?)、自分でも息が上がっているのがわかりました。いやはや、久しぶりにハードなダイビングになりました(汗)。
ダイビング後のお風呂は、浜の湯という水着で入る露天風呂に連れて行ってもらいました。お風呂セットとタオルも貸してくれて、しかも無料なんです!! サービスには宿泊施設もあり、このお風呂も込みなんです。至れり尽くせり、ってこういうことをいうんですね〜。
ディナーは、これまた豪華。お腹がすいていたので写真を撮るのを忘れましたが、トマトとチーズのカプレーゼ、さつまいものサラダ、グラタン、ミートローフデミグラスソース、デザートとコーヒーつき、です。グラタンは半分ゲストさまに食べてもらい、ライスはお代わりどころか小盛りにしてもらっても食べきれず、デザートは別腹に押し込みましたた。そしてコーヒーはカフェオレにしてもらいました。次回から私の分は、半分か三分の一の量をひとつの皿に乗せてお子様ランチにして下さい、とお願いしておきました(笑)。