社団法人日本広告審査機構JARO(4月から公益社団法人)からCカード協議会加盟各社宛に03/04付けで「スクーバダイビングスクールの広告・表示の適正化に関するお願い」と題する文書が出されました.当社でもPADIからこの文書(PDF版)を入手しております.
要するに,Cカード取得費用について,某スクールのwebサイトが,適切な広告をしていないとの,一般消費者からの相談についてで,適切な総額表示と2重価格表示についての注意喚起です.
受講生にとって総額表示が一番判りやすいことは確かですね.しかし,これが難しい.開催地がはっきり決まってる現地サービスならいざ知らず,開催地を受講生と相談して決め,スケジュールを相談して決めるとなると,あらかじめ総額を出すことは不可能です.とにかく安い宿と言うことで素泊まりせんべい布団可って人もいるし,高級リゾートホテルの個室じゃなきゃ嫌って人も居たりしますもんね.
まっ,いずれにしろ,何が含まれていて,何が含まれていないか,何が別途必要なのか,しっかり把握して広告を見て頂き,納得がいくまで問い合わせるべきでしょう.
また,「今なら○○円」という表示.「今なら」じゃなくて年中その表示を行っているケースも散見されます.これは2重価格表示と言うことで不当表示に当たります.
JAROからの文書をブログ内に掲載しようかとも思いましたが,掲載許可に関する記述がないため,掲載を控えます.JAROのサイト内「最近の相談から」に類似記載がありますのでご参照下さい.