一般にダイビングというと,施設があって環境整備されたポイントに潜ることが多いですが,なんにも設備が無く,ワイルドなダイビングもあります.関東だと葉山や石橋が有名かな.葉山は当社でも定番の1つです.
施設がないから,当然シャワーもない.道路っ端で着替えです.とっても不便.まったくシャワーがないのも困るので,ポリタンクなどに水を入れて行き,それをかぶることに.
灯油でおなじみ18リットルポリタンクでは重すぎて持ち上がらず,500ccや2リットルのペットボトルではあっという間になくなり使いにくいです.ガロン(約3.6リットル)か4リットルサイズで最適です.
沖縄本島や,サイパンのビーチポイントでやってるので,経験のある方も多いでしょう.沖縄ではかなり古くから行われていたようですが,サイパンでは10年ほど前からです.
当時通っていたサービス,ポリタンの用意が無く,用意するよう要求したんです.なかなか気に入ったようで,我々の居ないときも使ったようで,そのうち・・・あちこちまねをし始めた.
ところが日本ではガロンサイズのペットボトルがほとんど出回っていません.焼酎の4リットルボトルぐらいでしょうか・・・
右の写真はサイパンで良く出回っている水「Sparkle Clean」のガロンサイズペットボトルです.取っ手が付いていてとっても便利. これはミネラルウォーターではありません.charcoal filtration(活性炭フィルター),Reverse Osmosis(逆浸透膜),Ozone purification(オゾン浄化)とあります.
最近は,離島や船舶では淡水化装置で海水から飲み水を作ってしまうのですが,サイパンでは井戸水に塩分を含み,水道に塩分を含むため,この装置で処理した水を売ってるのです.ミネラルウォーターと違って安いです.
高級ホテルでは淡水化装置に水道水を通してから客室に配水してますが,ダイバー御用達の安宿にはこんな装置ないもんね.まっ仮にあっても飲用としては信用出来ず,いつもホテルに到着後荷ほどきもほどほどにスーパーへ出かけ,この水を買ってきます.
で,普通は捨てて帰るところですが,しっかりとおみやげに持って帰ってきます.帰りの空港での手荷物検査で怪訝な顔をされますが,空ペットボトルは別に禁制品ではないので問題はありません.あくまでも空です.中身が入っていると液体規制があります.中が濡れている程度ならば問題ないようです.
我が家には,こうして持って帰ってきたボトルが現在4本.今後も持って帰るつもりです.
そうそう,こんなでかい物,旅行鞄というかツアーケースには入らないので,メッシュに入れて来ます.まっ,所詮はゴミのペットボトル,潰れてもしょうがないと思ってますが,今まで潰れたことはないです.
メッシュに空ペット,潰れないから航空会社はたいしたもんです.あまりにも軽すぎるので,かえって丁重に,そしてほかの荷物の下敷きにはしないんでしょうね.