新しいタンク・・・というか充填済みタンクにはテープが貼られている場合が多いですよね.テープではなくキャップがかぶっている場合もありますけど,今日はテープの話.
さて,レギを取り付けるときに,このテープを剥がす訳ですが,剥がしたテープをどうしてますか???
タンク自体に貼ったり,タンクバルブに貼ったり・・・・ バルブに貼る場合は,バルブのトップに貼ったり,バルブハンドルの軸に貼ったり・・・
タンク自体に貼ると,水中で剥がれ落ちる場合があります.そうすると,ひら〜りひら〜り,魚など水中生物が食べ物と間違えたりすると大変です.
バルブの軸に貼ると・・・ 剥がれないのよ・・・・ チャージする際剥がすわけですが,これがなかなか剥がれない.チャージ担当者は一苦労.しかも,必ず剥がれないのかというとそうでもなく水中で剥がれることもあるんです.
さて,下の写真.タンクバルブのヨーク側,レギのネジが当たる側にテープ張った例です.
横に貼ったのと,縦に貼ったものです.貼った直後ではなくて,帰ってきてバルブを外した後です.
レギのネジとタンクバルブに挟まれて,穴が開いてしまってます.相当な力ですね.まぁ19.2MP(200Kg/cm2)のタンク空気圧がもろにかかる部分ですから・・・
でも,これって絶対水中ではテープがなくならないと言うことです.そして,剥がすのも簡単なんですよ.平らな面ではないのできっちり張り付いていないのです.
ということで,タンクバルブの後ろに貼る方法,これ,お勧めです.ただし右の写真のように,テープが長く前の方まで来てしまうと危険です.よく確かめましょう.
このような場合,一度剥がし,テープを縦に貼るか,あるいはテープを1/3ほど折り曲げて短くしてから貼れば良いのです.
もっとも,テープを水中に持っていかないが一番で,タンクバルブから剥がしたら,とりあえず自分の手の甲にでも貼っておいて,ガイドさんなどスタッフに渡してしまうのも良い方法です.
あるいは返却タンクに貼ってしまう・・・・ 近くに返却タンクの山があればですけどね.