NHK朝ドラ「だんだん」,いよいよ最終週ですが,劇中で隠岐(おき)の知夫里島(ちぶりじま)が出てきます.いや〜懐かしいなぁ・・・・
当社では隠岐ダイビングツアーをやります.いかんせん遠いのでしょっちゅう開催することが出来ず,ここ数年ご無沙汰.今年こそは,絶対行きたいぞぉ〜とテレビを見ております.
ここでちょっと隠岐の宣伝なんぞを(^^)
隠岐は諸島であり,4つの有人島・180余りの無人島からなり,本土から見て前方にあたる西ノ島(にしのしま)・中ノ島(なかのしま)・知夫里島の3つをあわせて島前(どうぜん)と呼び,後方にある島を島後(どうご)といいます.
そして,西ノ島は西ノ島町(にしのしまちょう),中ノ島は海士町(あまちょう),知夫里島は知夫村(ちぶむら),島後は隠岐の島町(おきのしまちょう)と,1島1町村です.
隠岐汽船が重要な足となりますが,西ノ島は別府港(べっぷ),中ノ島は菱浦港(ひしうら),知夫里島は来居港(くりい),島後は西郷港(さいごう),そして本土が島根県松江市美保関町の七類港(しちるい)と鳥取県境港市(さかいみなとし)の境港(さかいこう).以前は,西ノ島の浦郷港(うらごう),本土の加賀港(かが)もありましたが,ご多分に漏れず隠岐汽船も破綻寸前の離島航路の1つであり,その経営改善のためか,廃止されました.中之島には菱浦港から車で数分の海士港もありますが最近は定期旅客船用としては使われていない様子.なお,隠岐空港は島後にあり,島根の出雲空港と大阪空港(伊丹)からJAL系列の日本エアコミューター(JAC)が飛んでいます.七類港からJR境港駅(さかいみなと)・JR米子駅(よなご)・米子空港(美保空港)・JR松江駅(まつえ)へのバスがあり,基本的に隠岐汽船接続.境港(さかいこう)隠岐汽船ターミナルはみなとさかい交流館にあり,JR境港駅は隣り合わせ.七類港・境港(さかいこう)とも隠岐汽船旅客専用無料駐車場有り.羽田空港からはANAが米子空港,JALが出雲空港に飛んでいます.出雲空港からはJR松江駅へのバスがあります.そのほか,夜行高速バスが東京−米子間にキャメル号,東京−松江間にスサノオ号,寝台特急が東京−米子−松江間にサンライズ出雲があります.
隠岐汽船は,基本的に4島と本土を結んでいますが,その4島の周り方(寄港順)が便やシーズンでいろいろで,しかも必ずしも島前3島全部を回るとは限りません.これを補完するものとして,島前各島間は,隠岐観光の内航船「いそかぜ2」「フェリーどうぜん」が結んでいます.ダイヤはなぜか隠岐観光のウエッブサイトにはなく,各町村,たとえば西ノ島町のサイト内島内アクセスにあります.基本的に隠岐汽船と接続ダイヤです.
さて,ダイビングはというと,各島でやってるようですが,当社では中之島の海士町,この豊田(とよだ)地区の豊田漁港,以前はここを母港としていた海中展望船あまんぼうの発信基地があり,ここのテナントである海士ダイビングサービスを利用させていただいております.菱浦港にキンニャモニャセンターが完成し海中展望船あまんぼうがお引っ越したので広い施設独り占め(^^).時期は決まって8月第4土曜日を絡めます.それはキンニャモニャ祭.当然ダイビングにもっとも適した季節で,至って穏やかな海・抜群の透明度に高い水温.基本的にボートですが,主として体験用にビーチもあります.海保の豊田漁港航空写真に四角い生け簀が写ってますが,この生け簀をビーチダイビングで水中見学出来ます.この時期の欠点は,早くから宿が押さえられてしまい,取りにくいことです.宿が取れず,最後の手段としてスタッフのご自宅に泊めていただいたことがあります.
話は元に戻りまして,NHK「だんだん」ロケ地知夫里島.残念ながら立ち寄ったことがありません.ただ,隠岐ダイビングツアーの行き帰りで,隠岐汽船の高速船またはフェリーが来居港に寄港することがあり,入港したことはあります.また,隠岐汽船のダイヤによっては,来居港で内航船「いそかぜ2」に乗り換えた方が,早いことがあり,いつの日か来居港上陸の日も訪れることでしょう.そんなこと言ってないで積極的に知夫里島行くってのもありますけどね.