■ダイビングツアー・講習・機材のアクアダム(Aqua dam) ブログ

昨今なんでもリモコンだらけ．テレビしかりエアコンしかり．そして，どいつもこいつも，みんな赤外線LEDです．

可視光線ではないので見えなくて当たり前．ちゃんと発光しているのか判りません．

さて，ひょんなことから，デジカメで見ると判るというのを知り，試してみました．

バッチリです．特殊なものではなくて，普通のです．携帯のカメラでもOKです．すべてのデジカメで見えるかどうかはわかりませんが．

下の写真，左は発光していません．右は発光しています．バッチリでしょ?　良く見ると下に敷いてるものにライトが当たってるのが判ると思います．

　　　

さて，「グロトゥーブ」(GLO TOOB)と言うものがあります．耐圧3500mととんでもないスペックで，そのためか，ケミカルライトの代用などの用途に，ダイビングの世界にも入ってきています．

可視光線で発光するタイプと赤外線で発光するタイプがあり，連続点灯のみのものもありますが，スイッチ切り替えで点滅・連続などいろいろな点灯パターンになるものもあります．

　　　

このGLO TOOBは湾岸戦争などでアメリカ陸軍が友軍識別や部隊識別に使っていたといわれています．昨今の兵士は暗視スコープなどが標準装備品のようなので，赤外線で友軍識別というのは理解の範疇．可視光のものは，たしかにケミカルライトの代用として使えるけど，赤外線のものが，なんでダイビングの世界に入ってきたのか理解出来ないでいました．でも，デジカメで見えるとなると，使えそうです．なんたってダイビングの世界でデジカメは標準装備と言っても過言ではないほど普及してますもんね．

ただ・・・赤外線って水中を通るんだっけ?

可視光でも赤が先に吸収され，深度が深いと赤のない世界だよねぇ・・・

 2009/04/30 追記
手近なデジカメでいろいろ試してみたところ，赤外LEDが見えないのがありました．ということで，必ずデジタルカメラで赤外LEDが見えるという訳ではないのであしからず．