佐渡汽船が,高速道路のETC休日特別割引(例の1000円)にあやかって?乗用車土日祭限定割引を6-7月に行っていました.10月からまた割引が行われます.
・2009/05/30〜2009/07/26 往復2,000円
本土発乗用車往復運賃特別割引
・2009/10/03〜2009/12/27 往復10,000円
平成21年10〜12月・特別割引のご案内
前者は,本土発・往復・車両航走運賃(乗用車のみ)で,往路は土日祭限定で復路は4日以内でした.後者は,島発でも適用になり,ジェットフォイル(片道3,000円)が追加されています.車両航走は,往路土日祭限定・復路は4日以内,ジェットは片道の場合土日祭限定,往復の場合往路は土日祭限定復路5日以内.
一般に車両航走には運転者1名分の2等運賃が含まれますが,6-7月と10-12月のいずれの乗用車限定車両航走特別割引にも運転者の運賃は含まれず,同乗者と同様乗船券が必要.
どうやら佐渡市の補助事業のようです.
こんな割引をやってるとは全然知らず,なんと先日の串本で知りました.それも,たまたま居酒屋のカウンター席で並んだ見ず知らずの人から聞いた次第.不覚でした・・・ つ〜か,どういう広報してるんですかねぇ,佐渡汽船・佐渡市・新潟県.
もっとも,ダイバーの多くは車両航走はせずに本土側に車を止め,島内はサービスの車を利用させていただくことが多いかと思います.したがって,今回の割引はあまりメリットなし.私は車を乗せたのは過去3回だけ.1回目は単なる観光,2回目はノンダイバーと共に行き1日だけダイビングしたとき,これが佐渡で潜った最初で,それから病みつきに.何回通ったことか.そして3回目は以前の社会実験の時.
でも,だんだん行きにくくなる佐渡.一昨年は1回こっきり,去年は行けずで,今年も行けないかも.原因はいろいろありますが,なんと言っても使いにくくなった佐渡汽船のダイヤも大きな要因です.何とかして欲しいです.
・新潟−両津港路
減便で使いにくいダイヤになりました.新潟港にある駐車場に補助金がつき1日800円になったのは歓迎ですが.
・直江津−小木航路
ジェットがなくなり,フェリーも1隻体制となり,日替わりで1便就航日と2便就航日に.これじゃ〜ねぇ〜.高速の上越インターから近いのに・・・
・寺泊−赤泊航路
やたら欠航し,酷いときは月の就航率が10%ですし,一隻しかないのでドック期間は思いっきりお休み.これでは信用出来ません.快適な船だし,東京から最も近い港なのにねぇ.
空港はあるものの定期便はなく,実質佐渡汽船だけが頼りの佐渡.しかも県40%出資第3セクターなんだから,もっと頑張って貰わないと・・・ って自治体では無理で国だな.離島航路は道路と同じ.現に佐渡汽船は国道350号線扱い.道路は税金で作り維持し,利用料無料が原則.離島航路もそうならないかなぁ・・・
ちなみに佐渡は大きいです.伊豆半島ぐらい大きいと思って良いです.チト大げさですけどね.なので,車を本土に置かず持っていくと効果的に島内観光が出来ますが,コブダイ見て,金山見て,砂金取って,タライ船・・・1日では不可能です.コブダイの居るところは北小浦,金山は相川,砂金は西三川,タライ船は小木.北小浦−相川2時間,相川−西三川約1時間,西三川−小木約20分かかります.もちろん車でです.あと,大佐渡スカイラインへはダイビング終了後に行くことは出来ません.約900mの高所移動になります.
金山などの観光地,あまり面白いとは言えず,一度行けば十分です.一方ダイビングは圧倒的にリピータが多い.なので,あまり観光に出かけることはなく,サービスの送迎だけで事足りてしまいます.