Windowsなら必ず一度は使ってると思われるInternet Explorer.バージョン「8」が出回って久しいのですが,ツールチップが出なくなってることに気が付きました.いろいろ調べてみたら,7まではalt属性でツールチップが出ていたのですが,8ではtitle属性でツールチップを出すようになってました.
ツールチップとは,写真などにマウスを乗せたときにポッと浮かんでくる文字のこと.右上の写真,ほぼ中央部に「葉山」って文字,これです.
以前から,Opera・Chrome・Safari・FireFoxでは,ツールチップが出ず,なんでかなぁと思っていました.今回,いろいろ調べた結果,ツールチップがalt属性で出る方がおかしくて,title属性が本来であることが判りました.いゃ〜知らなかった.勉強不足です.
また,IE8では,紙を破いたようなアイコンが登場していますが,これは「互換ボタン」.IE7以前用にデザインされたサイトの一部に不具合が出た場合,IE7をエミュレートするという.で,試しにやってみると,alt属性でツールチップが出ます.
また,HTTP応答ヘッダーに「Header set X-UA-Compatible "IE=EmulateIE7"」と入れてあげるか,各ページ内<head>に「<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7">」とメタを入れてあげれば,このアイコンは表示されずにIE7エミュレートになることが判りました.
参考資料
・マイクロソフト IE7 エミュレート ボタンの使用方法
ところが今度は,<table>を使った表の罫線がおかしくなることを発見.下の写真です.
これじゃダメだぁ〜ということで,エミュレートモードは断念して,シコシコとtitel属性を入れるしかないと観念することに.まぁ,Opera・Chrome・Safari・FireFox対応もあります.title属性でツールチップを出すのが本来というのを知らなかったのが,そもそもの敗因ですし.やれやれ.