今回のツアー、ダイビング最終日です。それなのに天候回復せずで、北西の強風です。朝起きて、まだ暗い中(沖縄の太陽は朝寝坊です)ベランダに出てみるとすっごい風。暗くてよく判りませんでしたが、それでもリーフエッジが真っ白なのは確認出来ました。しばらくして明るくなってくれるにつれ、真栄田岬の状況が見えてきました。先日よりも激しい・・・・ ばっかんばっかん先端の低いところを波が乗り越えてます。これでは、やはり崎本部のゴリチョしか無いようです。真栄田は、今回はとうとう潜れずじまい。来年リベンジしなくては!
ゴリラチョップ付近は国道拡幅工事中で、その進捗具合によっては潜れない(浜に下りられない)との情報を那覇のショップから得ていましたので、現地直ぐ近くのサービスに電話を入れ確認し、大丈夫と言うことでホテルを出発。昨日の別動隊も引き連れ、レンタカー2台でです。チェックアウトではないので荷物は少ないです。まずは道の駅許田です。なんか様子が変だなぁと思いつつ駐車。駐車場が増設され、国道との取り付けが変更になり、信号が移転していたのでした。旧の駐車場はそのまま。ということで遠くに留めてしまい、ちょっくら歩くことに。別働隊は早速お買い物・・・
本部半島循環線(国道449と505号)のうち、国道449号名護-本部間は、かつて狭くて曲がりくり、沿道に砕石場が多いため、ダンプ街道でしたが、順次曲線変更と4車線化が進められています。県のサイトによると竣工21年度予定。遅れますね、たぶん・・・
・沖縄県北部土木事務所
一般国道449号本部南道路工区事業概要
去年かな、ゴリラチョップ付近は、山側を削って新しい名護向き車線(片側2車線)が出来、これを使った対面交通になり、現在、在来道路(上下2車線)を本部向き車線(片側2車線)に作り替えている最中。去年見たときは、切り替えられた直後で、ゴリチョ前の旧道はダイバー天国になってました。狭いとはいえ大型が通る2車線道路が、行き止まりの盲腸線になっていて、そっくり全部駐車し放題。
グーグルのストリートビュー、去年から沖縄もサービスエリアになりました。ゴリチョは、それにバッチリ写ってます。そして浜に下りるスロープのところで、どこぞのダイビングショップの車らしいのが停まり、そしてなんとダイバーが機材セッテングしているのが写ってます。昨年見たときは、何もなかったのですが、このストリートビューでは資材などが置かれ、工事が進捗しており、今年の春頃の撮影みたいです。
・グーグルのストリートビュー「ゴリラチョップ付近」(グーグルへリンク)
グーグル写真が更新されることを予想して本稿記述時点の写真を右に保管しておきます.
さて、今日の時点では、ゴリチョの名護側、ゴリチョの際までアスファルトが剥がされ、重機が停車していました。ゴリチョの本部港側から本部港に入る交差点まで、のり面に新たな側溝が出来ていました。側溝と言っても、かなり大きく、現在路面より上に作られているので、まるでミニ擁壁です。新しく作られる歩道と海の間です。新しい道路は現在より1mほど高くなるようです。しかしながら、ゴリチョに下りるスロープ付近は手つかずで、交差点方向の路面もそのまま。パイプで出来た簡易なバリケードが置いてあり、車は入れませんが、徒歩なら全く問題なし。年末年始ダイバーが多く訪れであろうことを、県も考えてくれているのかな。
従来、エントリー口近くに数台車を止められました。ここからあぶれた車は、港方面に左折してすぐの所に機材を下ろし、その付近の空き地に留めていました。現在はエントリー口近くの数台車を止められた所には入れず、新道は交通量が多く、みんな飛ばしてるので停車危険。結局の所、すべてのダイバー車は、従来の「あぶれた車は・・・」の方法になってるようです。
同行のうちのスタッフ、まだやっとAOWを取ったばかりの頃、ここでナイトをしたことがあり、ガソリンスタンドの明かりを頼りにしたんだけどなぁ・・・と。ありましたガソリンスタンドらしきコンクリートの廃墟が。半分ぐらい削り取られて道路になってました。いずれ何かになるのでしょう。
と、現場を左に見て観察しつつ通過、交差点の先にある現地サービスへ。実はこんな所にサービスがあるとは知らず、先日那覇で情報を仕入れていたのです。知らないはずで、建物はピカピカ、新築です。グーグル航空写真では空き地になっていて、車しか写っておらず、建物はありません。ストリートビューには写ってます。ということで数年前に現在位置に移転してきたようです。ここでタンクとウェイトを借り車に積み込み、ウエットに着替えて乗り込み、エントリーポイント近くの歩道のあるところへ移動。タンクや器材を下ろしてから、車は空き地へ。
那覇で得ていた情報では、たくさん歩く感じがしていたのですが、たくさん歩かなくて済みました。
現場付近は砂浜です。サンゴの欠片とかいろいろ落ちてます。潜らない別働隊は、付近の浜で遊んでると言うことになりました。
Entすると、砂地です。伊豆でのダイビングでもろ砂地、ってあんまりないですよね。なんか新鮮、とゲストさまが言ってました。遠浅の砂地なので、ちょっと波があるため浅場は揺れます。とにかく真沖へ。だんだん深くなって行きます。でも、行けども行けどもで、いい加減沖出ししたので、まだ7mぐらいですが、引き返すことにしました。結局、チョウチョウオやクマノミやツノダシ、といった定番がいてまったりと70分、一本勝負でした。