本四架橋で,ダイバーおなじみの水密ファスナーが使われてるそうな.テレビでやってました.
ドライスーツで使われている水密ファスナー,アポロ計画の産物だと聞いてます.宇宙服用として開発されたものらしい.現在のスペースシャトルの宇宙服も,よっく見るとそれらしいのが付いてます.テレビとかで見る限りでは,動いてるし,背中側はあまり写らないし,ファスナーなんてクローズアップしてくれるわけもなく,よく判らないですけどね.
さて,本四架橋の話に戻して・・・・
温度で伸び縮みするのは,橋も同じ.伸び縮みに備えてエキスパンションという構造があります.経年劣化で段差が出来ることも多く,首都高などでは,「ぽこん,ぽこん,ぽこん」と一定リズムで乗り心地を妨げたりします.この補修も多く,これが渋滞の原因の1つだったりしますね.
エキスパンションは,当然隙間があり,路面に降った雨などが,隙間から下に落ちます.車両からこぼれた油や,砂・・・いろいろな物と一緒に.本四架橋では,ゴム膜をエキスパンション下部に取り付け,これを受け止め,排水管に流しているとのこと.
このゴム膜にはゴミが堆積するため,定期的に清掃する必要があり,その清掃口として,水密ファスナーが取り付けられているそうな.
別にどうでも良いことですが,世間ではほとんど知られていないものだけど,ダイバーはおなじみのもの,水密ファスナーがテレビに出てきたので,ちょっと嬉しかったりして・・・(笑)