今日は、OW講習1日目なので伊東のプールでやるつもりでしたが、予約の電話を入れたら「満員です」と言われ、IOPにしました。
スキンダイビングやシュノーケルもやったことがない、でも海に潜る事にはすごく興味がある、という女性です。まずはタンクを運んで、うわぁ〜重い、と。私は自分が非力なので、運んであげたり背負わせてあげたり、ほとんどしません(汗)。いつも手伝っているとなかなか自分でできない、というのもあります。と、言い訳言い訳。
最初は、プールでシュノーケリング。そのあと機材を背負ってプールへ。水面でマスククリアとレギュレーターリカバリーをやってから、水底で膝立ち姿勢で同じ事をやります。でも、最初は体がふわふわしてなかなか安定した姿勢が取れません。機材を背負って水面で泳ぐのも、体がぐらぐら。去年の講習でも皆最初はそうだったっけ、と思い出しました。
水中を泳ぐのは、慣れてくると「面白い!!! もっと泳いでいいですか?」と。マスククリアも、浅いところではOKでした。マスク脱着のほうは、「ええ〜っ、取るんですかぁ?!?!?!」とおっしゃってましたが、結構スパッと。リフレッシュの方も付き添いがてらにいらしていたので、同じようにやって頂きました。さすが落ち着いてやっています。でも、ご本人曰く「必死でした」と。ぜんぜんそんなふうには見えませんでしたが。
オクトパスブリージングは、お二人でやってもらいましたが、いろいろ水中で笑っちゃう事をやってくれました。オクトの代わりにゲージを差し出したり、自分のオクトがなかなか見つからず、駄目! と×サインしたり。いやぁ〜、講習って楽しいなぁ、とつくづく思いました。
休憩してから、深いプールのほうに行きました。バックロールでエントリー。耳抜きはすぐできたようです。中性浮力は、最初は浮いたり沈んだり。フィンピポットは、わりとすぐ出来ました。
問題は、マスク脱着です。マスククリアのほうは、わりとすぐ出来たのですが、やはり脱着は「深いところでは怖い」という気持ちの問題が大きいようです。私も、かつては大嫌いでした。DM講習のとき、嫌でもやらなければならなくて、お風呂にマスク持ち込んで練習したもんです。
IOPのプールは海水。普通のプールのように塩素ガンガンではないので、マスククリアないしマスク脱着は楽なハズなんです。
お弁当を食べて休憩してから、せっかく海に来たのだから、とスキンをやることにしました。プールの浅いところでも、水面で泳いでから完全にシュノーケルが水没するまで潜りシュノーケルクリア、はやったのですが、海はやはり波があるし勝手が違います。でも、負けず嫌いなようで、ちゃんとやりました。なかなかジャックナイフは難しくて、平行潜水になりましたが、OW講習なのでシュノーケルクリアが出来ればOK、としました。
プールに戻り、浅いほうでまたマスククリア、マスク脱着をやり、深いほうへ。深いほうでのバディブリージング、オクトパス浮上、OKでした。問題は、マスク脱着です。なかなかマスクが装着できなくても、なかなか水が抜けなくても、レギをくわえている限りは呼吸はできるんだからね、と去年の講習生にも話したのを思い出しました。最終的には、深いところでも出来ました!!!!
機材の脱着も、水面はともかく水底はちょっと大変ですよね。プールでやったことは、次回海でやるんですよ〜、と言ったら「ええ〜っ!!!」とおっしゃっていましたが、きっと負けず嫌いの精神でちゃんと出来るでしょう。
海洋実習は来月です。