温泉といえば掛け流し.循環式も数多くある中,掛け流しを売り文句にしているところも多いですね.テレビの旅番組などを見ると掛け流しをありがたがってたりします.でも,自分自身の実感としては,ありがたがるほどのことはなく,当たり前じゃんと思ったりしてます.大旅館にはあまり泊まらないせいですかね.
源泉からの湯を,湯船に給湯した後,捨ててしまうのが「掛け流し」ですよね.これに対し,濾過・再加熱して循環させるのが循環式.どっちが良いのか????
掛け流しの場合,有効利用せずに無駄に垂れ流しているとの解釈も出来ます.また適正に湯船が清掃されないと,汚れが湯船に沈殿し不衛生なことに.循環式の場合,大抵が濾過されるので多少はマシ.
加熱・加水されたものは掛け流しとは言わないようですが,源泉温度が低い場合などは加熱するしかないですよねぇ.あるいは,温度を上げるため,あるいは温度を下げるために加水するのも,やむを得ないですよねぇ.もちろん,少ない湯量を補うための加水は論外ですね.
雲見の場合,温泉組合というのがあって,ちょっと離れた山中からパイプラインで引いてきてるという話.以前は配管がぼろくて,湯温が下がってしまい,冬場は加熱することが多かったようです.以前しょっちゅうご厄介になっててた民宿では給湯器からの湯を加えていました.って,自分でやるんですよ.シャワーヘッドを風呂桶にぶち込んで・・・・ でないと風邪引きそうで・・・ でも何年か前にパイプラインが補修され,冬場でも快適になりました.夏場は・・・水を入れないと仕入れませ〜ん.誰かの後に続けてはいる場合は別として,まず頭を洗い,その間に給水して温度を下げて・・・です.
この宿の場合,騒音対策から夜間は22時まで.カコ〜ンと,洗面器などの音が響くんですね.その後ご家族が入り,湯船を抜き清掃.朝までには満水になるというスケジュール.朝風呂は可です.
雲見の波止場にあるダイビング用の風呂桶は温泉ではなく,水道水をボイラー加熱したもの.波止場まで温泉配管が行ってないのね.ちょっと残念.でも地区内民宿は,おそらく全部温泉です.最近お世話になってるところ,もちろん温泉,そして掛け流し.
伊東(川奈)でいつもお世話になるところも温度高すぎ.冬場なんぞ,加水して温度を下げてる間に凍えそうになります.まず服を着たまま浴室直行,水道の蛇口をひねり,窓を閉めて,湯を洗面器でしゃくって床に撒いて室温を上げ,それから服を脱いで・・・ 続けて入らず,1時間ほど間が空いてしまうと,再び加水しないと・・・です.こちらも毎日昼に湯を抜いてお掃除するとのこと.
富戸の温泉丸,ここも掛け流しですね.地区に給湯してきている温泉管の終末を延長してるとのこと.当初は加水していましたが,加水が追いつかず,冷却装置を手作りして給湯してるらしい.
さて,今週雲見に行きます.しっかり温泉に浸かってきま〜す.