ダイビング終了後直ぐに飛行機に乗ってはいけないのはダイバーの常識。気圧の関係であると,初歩の初歩,最初の講習で教わります。でも,飛行機って,高々度でも地上と同じような圧力になるように予圧してるじゃん・・・・と思ってる人も多いでしょう。しかし,機種や高度によっても異なりますが,概ね海抜3,000m程度にしか予圧されていないのです.高山病を引き起こす高度ですが,機内で激しい運動をすることはないわけで・・・・
1万mとかいった高々度では予圧をしないと酸欠のため数秒で意識を失うと言います.戦闘機は予圧しないためパイロットはマスクをして純酸素の供給を受けます.旅客機ではマスクというわけにも行かず,予圧しますが,機体にとっては予圧をしない方が良いため,最低限の予圧しか行われていません.機体破損など緊急時に備えてマスクが各席上部に格納されています.CA席には携帯ボンベとマスクが用意されています.
今回,沖縄からの帰り,なにげに飲んだペットボトル,着陸後に再び飲もうと思ったら,みごとに潰れていました。写真で判りますでしょうか.写真をクリックすると拡大表示します.
こりゃ面白いと,開栓せず潰れたまま持ち帰ってパチリ.そして開栓してみたら戻りましたので,再びパチリ.
頭では判ってますが,このような写真,なかなか撮れないものです。良い教材が手に入った(^^)v
午前中ダイビングして午後飛行機に乗って何ともなかったよ,という話も聞きます.でもそれは運が良かっただけ.症状が見えないだけで実は発症しているかも知れません.
沖縄番外編でした.